図書館KING M先生
- 精華女子高等学校図書館
- 2020年8月20日
- 読了時間: 2分
みなさん、こんにちは。
突然ですが、図書館は生徒だけのものだと思っていませんか?
実は、先生方もみなさんの教材研究やプライベートの読書に図書館を利用されて
いるんです!
そんな先生方の中で最も貸出冊数の多い、図書館KINGこと、K.M先生に
最近読んで面白かった本を紹介していだたきました。
どのくらい良かったかというと図書館に一歩足を踏み込んだ瞬間から、
「いや~この本、面白かったよぉ!!」とおっしゃるくらいなので間違いない!!

『線は、僕を描く』砥上 裕將
ストーリー
両親を交通事故で失い、喪失感の中にあった大学生の青山霜介は、アルバイト先の展覧会場で水墨画の巨匠・篠田湖山と出会う。なぜか湖山に気に入られ、その場で内弟子にされてしまう霜介。それに反発した湖山の孫・千瑛は、翌年の「湖山賞」をかけて霜介と勝負すると宣言する。水墨画とは、筆先から生みだされる「線」の芸術。描くのは「命」。 はじめての水墨画に戸惑いながらも魅了されていく霜介は、線を描くことで次第に過去の思いを断ち切ることで、新しい自分の生き方を見つけ出していく。
感想
まず水墨画の作品に興味を持つこと間違いなし。物語は静かに動いて、夢中になって読み進めることで時間を忘れ、あたかも自分自身が霜介たちの世界の中に引き込まれてしまった。特に湖山先生と主人公に水墨画を教えた理由や、作品のアドバイス、伝えた言葉全てに優しさが感じられていた。
終わりに近づくにつれ、湖山先生が主人公に出逢った時点で、主人公の心の動きを見透かしていたことにはちょっとシビレチャッタ。 静かな感動を味わえる作品に出会いました。特に「其の馨しきこと蘭のごとし」という言葉はまさに主人公の人間性を表していたように思われた。読んだ後の爽快感は久々です~う。
表紙もいいですよね!



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